NotebookLMのスライド生成機能、使ってみましたか?

ソース資料をアップロードして「スライドを作って」と頼むだけで、数秒でプレゼン資料ができる。便利なのは間違いないのですが、デフォルトのデザインだと少し物足りないと感じることもあります。

実は、プロンプトでスタイルを指定するだけで、同じ内容でもまったく違うスライドになります。

NotebookLMの基本的な仕組みについては NotebookLMとは?「嘘をつきにくいAI」が注目される理由 で解説しています。

スライド生成の基本ステップ

スライド生成の4ステップ

  1. NotebookLMにソース資料をアップロード
  2. Studioパネルから 「Slide Deck」 を選択
  3. スタイル指定のプロンプトを追加
  4. 生成されたスライドを確認・調整

ポイントは ステップ3のスタイル指定 です。ここでどんなプロンプトを書くかで、仕上がりが大きく変わります。

BananaXプロンプトパターン300選

自分は BananaX プロンプトパターン300選 からデザインを拝借して作成していたりもします。

300以上のスタイルが無料で公開されていて、スタイルを選んでコピーするだけ。Flat、Isometric、Doodleなど、定番からニッチなスタイルまで網羅されています。ビジネス向けテンプレートも50種類あり、業種・シーン・テイスト別に選べます。

用途別プロンプト一覧

プロンプトスタイルの分類マップ

ビジネス定番

社内報告や経営会議など、堅めの資料に。中小企業の社内共有にはこのあたりが使いやすいです。

スタイルプロンプト例向いている用途
ミニマル / コーポレートCreate slides in a minimal corporate style with clean layouts and muted colors経営会議、社内報告
フラットイラストUse flat illustration style with simple shapes and bright accent colorsカジュアルな社内共有
データドリブンDesign data-driven slides with prominent charts, graphs, and statisticsKPIレポート、分析報告
インフォグラフィックCreate infographic-style slides with visual data representation数値重視のプレゼン

テック・モダン系

IT系のイベント資料やSaaSプロダクト紹介に。

スタイルプロンプト例向いている用途
グラスモーフィズムApply glassmorphism style with frosted glass effects and soft gradientsSaaS紹介、プロダクト説明
サイバーパンク / ネオンUse cyberpunk aesthetic with neon accents on dark backgroundsテック系カンファレンス
ホログラム / HUDDesign with holographic HUD-style elements and futuristic layouts未来志向のプレゼン

和モダン・地域向け

インバウンドや地域観光、自治体向けの資料に。DMOの資料作成にも使えます。

スタイルプロンプト例向いている用途
和モダンJapanese modern style with traditional patterns and contemporary layouts自治体資料、観光PR
浮世絵風Ukiyo-e inspired visual style with woodblock print aestheticsインバウンド向けプレゼン
書道 / カリグラフィCalligraphy-inspired design with brush stroke elementsブランディング資料

クリエイティブ・アート系

SNS向けビジュアルやブランディングに。

スタイルプロンプト例向いている用途
メンフィスMemphis design style with geometric shapes and bold colorsイベント告知、SNS向け
水彩 / オイルペイントWatercolor artistic style with soft edges and organic texturesブランディング
コラージュCollage style mixing photography, illustration, and typographyクリエイティブ提案
ポップアートPop art style with bold outlines, halftone dots, and vibrant colorsキャンペーン資料

プロンプトのコツ

実際に使ってみてわかったコツをいくつか。

プロンプトの書き方 ─ 3点セットで指定する

英語で指定する

スタイル指定は英語のほうが精度が高いです。NotebookLMの画像生成エンジン(Nano Banana Pro)が英語ベースで学習されているためです。

スタイル+トーン+色の3点セットで指定する

「ミニマル」だけでなく、「プロフェッショナルなトーンで」「ネイビー×ホワイトの配色で」と3つ指定すると、イメージ通りのスライドが出やすくなります。

用途も伝える

「誰向けの資料か」を加えると、フォントサイズや情報密度が調整されます。例えば「経営会議向け」と書くだけで、データ重視のレイアウトになります。

まとめ

NotebookLMのスライド生成は、プロンプト次第で仕上がりが大きく変わります。BananaXのプロンプトパターン300選を手元に置いておくと、「このスタイルで」とコピペするだけでデザインの幅が広がります。

生成したスライドをさらに磨き上げたい場合は、NotebookLMとGeminiの使い分け で紹介しているように、Geminiに渡してストーリー構成を相談するのも効果的です。

まずは手元の資料で1枚試してみてください。「プロンプトを変えるだけでこんなに違うのか」と驚くはずです。